無痛治療について

無痛治療

●特殊症例として
・笑気吸入鎮静法(N2O)麻酔
→鼻から笑気を嗅いでもらって同じ手順で麻酔をしていく
・歯の削るキーンという音が嫌な人にはヘッドホンによりCDを聴いてもらう!
(ただほとんどの方が2~3回で他の患者さんと同じようにできるようになってしまいます)

また触れられても痛いぐらい患部を腫らしてしまった方は、本人との相談でいったん投薬で数日様子をみて炎症が引いてから治療というのも、痛みを軽減する1つの方法です。

最新の治療機械はエンジンにトルクもありタービンという歯を削る機械も昔とは比べ物にならないくらい良くなっています。
歯は削る熱を持たせると痛いものですが、冷却水の出方も昔のタービンは1箇所のみ、最新のタービンは3~4ヶ所で、霧状に歯を取り巻くように注水されます。もちろん削るトルクも断然違います。
つまりフェザータッチで削られるのでビューンビューン押し当てられるのではまったく痛みの感じ方が違います。

無痛治療それはそうでしょう10~15年前の自動車と現在の自動車ではエンジンのトルク、スムーズさ静粛性どれをとっても比べるまでもありません。
機械とはそういうものです。
だから熱心な一生懸命にやっている歯科医院ほど優秀な機械をていねいに清潔に使っているのです。これまた車好きの人と同じです。

Keyワード
・車(自動車)好きと同じく一生懸命やっている歯科医師ほど、優秀な機械をていねいに、清潔に使っている。


私の体験談をお話しましょう。

30年前に治療した奥歯がついに根が露出して再治療がやむなくなりうちの副院長にお願いしました。当たり前だが自分で自分の歯が治療できないためである。

治療を受けてつくづく感じたのは、うちの治療は本当に痛くなく楽だなぁと感心したことだ。
現在は表面麻酔の発達によりかなり麻酔の注射の刺す痛みを軽減できる事、表面麻酔の薬のレベルにもよるが、当医院で使用している表面麻酔はほのかなガムのような匂いがして、これを小綿球に少量とり患者さんの口の中にゆっくり塗っていく。

そして、特に麻酔する部分にていねいにその表面麻酔で圧迫して数10秒押さえておく。
そしてうがいをしてもらう。うがいをすると軽い苦味とともに口の中全体がしびれた感じになる。これだけでも歯石除去(スケーリング)はできる程だ。

そして極細の注射針でそのしびれた歯ぐきにゆっくり刺入していく。
"チクッ"というよりは、揚子の先で押されている感じに近い。これは私が冒頭でも述べた、うち(当クリニック)で治療を受けた実感である。
そしてまたうがいをする。もう口半分がしびれていて、上手にうがいができない。

無痛治療よく患者さんの訴えの中に麻酔の液が喉に入って、苦しいので"うぇーん"と言って知らせたがそのまま治療が始まってしまったという話はよく聞く。
ところが当医院では、この麻酔液が喉に流れる前にバキュームで吸い取ってしまうので苦くないのだ。

そしてこの治療用のイス(ユニット)が最新のため実に気持ちが良い。
人間工学に基づいたユニットのため首の位置、腰の位置、また倒れても"くの字"に全身の姿勢を保つ特殊なユニットのため、あまり喉に水が入らず思わず寝てしまうほどだ。(完全に水平だと寝てしまうと水が喉に入る)

私が寝ているのにどこか遠くで私をしつこく呼ぶ声がした。
「院長先生起きてください」と。気がつけばうちのチーフ衛生士の声であった。本日の治療は終了していた。

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