金属アレルギーの方へ

なぜ金属アレルギー=金属を使わないセラミック、ジルコニアの
治療方法になってしまうのでしょうか!
まだまだ金属で治療方法を探るべきです!

金属アレルギーの方の治療について
まず、原因物質(アレルギーの原因)の究明が第一です。専門の皮膚科や大学病院などで検査をして下さい。当医院からも、信頼できる病院も紹介できます。

金属アレルギー手のひらや足の裏、脇の下など皮膚の弱い所に発疹ができるのが、金属アレルギーの症状と思われがちですが、これ以外にも慢性疲労を引き起こす原因にもなりえます!
◇ 朝起きる時がダルイ
◇ 妙に疲れやすい
などなど!

最近、銀(シルバー)パラジウムのアレルギーの患者さんが増えている。
これは健康保険の歯の材料として、大量に使用されているためと思われます。

金属アレルギーだからメタルはダメ、セラミックやジルコニアでと、金属を毛嫌いする患者さんや医院が多いのも事実です。
ところが、金属は歯に馴染みやすく強度があるので、うまく使えば長期間に渡って口の中で機能します。ですから、原因物質を詳しく究明する事が大切です。

例えば、Pd(パラジウム)、銀(シルバー)、銅が代表的な物質ですが、それが特定できれば、その成分の入っていない金属を使用するなど、回避するやり方はいろいろあるのです。
皮膚科専門医よりPd、Ir(イリジウム)、In(インジウム)が原因との診断の方がいらっしゃいましたが、丹念にPdフリーIr、Inフリーを探して立派に金属で治療したり、裏側を金属で補強したセラミックにできたりもします。当然、オールセラミック(金属のない)より、金属の支えがあるセラミックの方が強いに決まっているからです。

一旦、金属を諦めてしまうと、あなた自身が長期に渡って不自由な治療を強いられる結果になります。
当医院では、かなり吟味をした色々な種類の金属を使った治療を行っています。一度ご相談ください。

金属の素材について
「では、金・銀・銅の順に安全なのか?」

「答えはNO!!」

ゴールド(金)は、純度にもよりますが生体材料(口の中に入れるもの)としてはOK!
ただし、純度が低くなると銅アレルギーが出てくる。14K・18K(カラット)とゴールドの純度を呼ぶが、このK(カラット)数が金・銅との%(割合)です。
純金を薄める銅のメタルの事をカラットメタルと呼んでいます。

念のため、当医院では、このカラットメタルで薄める事はしていません。
生物安全試験を通った合金のみを使用しております。

「銀(シルバー)は安全か?」

「答えはNO!!」

銀(シルバー)は、高級な装飾品として取り扱われていますが生体材料としては まったく向いていない! 口の中で、あっという間(半年以内)に真っ黒に変色してしまいます。

◆暗殺を防いだシルバー◆
エジプト時代に皇帝が暗殺を警戒して、シルバー(銀)の食器を常用しました。
この時代は、ヒ素毒の暗殺が主流だったため、ヒ素に黒変する食器が好まれたからです。
もう一つ、ナイルの水はあまり綺麗ではないため銀のバイ菌の殺菌作用、オリゴジナミー作用がある為、好まれたと言われています。

「銅はどうか?」

「答えは、みなさんが思っている通り
NO!!」

10円玉を口の中に入れる事を想像してみて下さい。カナ気がして、しゃぶってはいられないはず!

では、安全なベスト3は?

 1)チタン⇒インプラント
2)ゴールド(金)
3)セラミック(白色)
4)ジルコニア(パール色)
 


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