
こんにちは。平沼歯科クリニックの院長/平沼一良です。当院は、1983年の開業以来、30年以上、川崎市宮前区平で診療を続けています。開院当初は、小さな子供たちがスリッパでバタバタと走り回り、落ち着いてカウンセリングができる状態ではありませんでした。そうした診療が7年間続き、経験を重ねていくうちに、従来の診療スタイルに疑問を感じるようになりました。
この30年の間に成人に必要な治療を真剣に考え、試行錯誤を繰り返しました。そうして余分なものを削ぎ落とし、本当に効果のある治療だけを残してきました。その淘汰した結果が、成人に特化した「成人歯科診療」という、現在の治療体系です。
日本人成人の80%が歯周病という現状を受け、当院では、歯周病予防に力を注いでいます。中でもご好評をいただいているのが、高周波通電やCo2レーザー装置を使った歯周病治療。20年以上にわたり、2年ごとの更新率が90%を超える大人気の予防的な治療です。
当院では「3つの柱」をコンセプトに、「切らずに治す歯周病治療」「抜かずに治す矯正治療」「インプラント」に取り組んでいます。これらの治療は、私の長年の努力と経験の中で、磨き抜かれてきた治療法です。
この3つの柱を中心に、最先端技術を取り入れながらも、流行に囚われないブレない治療を心がけています。ていねいなカウンセリングと、長年の経験に裏付けされた卓越した治療で、地域の皆さんの歯の健康をお守りします。お口の健康でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。
私は幼い頃から虚弱体質で、小学校時代は保健室で過ごすことが多い子供でした。そんな私が変わったのは、中学校に入学してからです。一大決心のもと柔道部に入学すると、食が太くなり、すっかり元気になったのです。そのときは気づきませんでしたが、後に自然治癒力のすごさを知ることになります。
そんな私が歯科医師を目指したのは、父が歯科医師だったので自然な成り行きでした。学生時代はとにかく学ぶことが楽しく、とりわけ病理解剖には人一倍力を入れていました。大学院時代は生理学を学んで鍼灸の知識を身に着けます。カイロプラクティックも学んで歯と骨格の関係についての知識も深め、さらには栄養学全般についてまで深く学びました。
現在、当院では一般診療のほかに、カイロプラクティックや自然治癒力を活性化させるニュートリション・セラピー(栄養療法)を取り入れた、咬合療法にも取り組んでいます。こうした治療を取り入れるようになったのは、大学時代に出会った数々の学びで、自然治癒力のすごさを肌で感じていたからです。人間には自然治癒力が備わっています。患者さんの持つ自然治癒力を大切に考え、それを活かすことで心身ともに健やかな歯科医療が提供できると考えています。
私がインプラントを手掛けてから、すでに30余年が経ちます。まだインプラントが普及する前のことです。当時大学院生だった私は、ある女性患者さんの治療がきっかけで、インプラントを導入しようと一大決心をしました。今でもはっきり覚えていますが、その患者さんは、かぶせ物が取れては接着することを繰り返していましたが、最終的にダメになり入れ歯になってしまったのです。それを仮歯だと思っていた彼女は、仮歯ではないことを知ると、大きな目から一粒の涙がこぼれてきました。彼女にとって辛い出来事だったと思いますが、私もショッキングでした。
柳生飛弾守かインプラントか!?
かつて江戸時代の武士・柳生飛騨守は、柘植(つげ)の床に蝋石(ろうせき)の人工歯を並べた、総義歯を使っていました。時代は変わり、材質が木製からレジン床に、蝋石からセラミックに変わっただけで、江戸時代の入れ歯づくりと何ら変わりがない。私はそんな江戸時代と変わらない当時の歯科医療が許せなかったのです。
それから資料を読み漁り、当時、インプラント治療の第一人者だった故・乙部朱門先生を知り、門戸を叩いて弟子入りさせていただきました。師のもとで臨床経験を重ね、様々な術式に触れていき、ようやく理想とするインプラントと出会い、現在は大幅に改良を加えた大口式とOGA式を取り入れたインプラントを行っております。
今でも私の心の奥底には、涙した患者さんの思いが深く刻まれていますが、無理のない治療を心がけ、入れ歯にも積極的に取り組んでいます。インプラントがすべてだとは考えていませんので、一人ひとりに合ったベストな治療の提供に努めています。
1979年3月 日本歯科大学卒業
1983年 日本歯科大学大学院(博士課程)生理学修了
1983年 平沼歯科クリニック開業
・社団法人日本歯科先端技術研究所理事、インプラント指導医・日本歯科東洋医学会常任理事・日本全身咬合学会 理事・指導医・聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学研究員・成人矯正学会、歯周病学会、口腔インプラント学会メンバー・日本抗加齢医学会専門医
平沼一良プロフィール
院長 平沼一良のことを楽しい漫画で紹介しております。
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著書紹介




超人気のニュートリション・セラピー(栄養療法)です。
あなたも頭蓋、頚椎のカイロ、咬合治療と栄養療法(ニュートリション・セラピー)でよみがえるかも!
水たまりにミズスマシがいるのは、ミズスマシが生息しやすい環境だからなのです。
決してミズスマシが水たまりをつくったわけではないので、ミズスマシを退治したところで水たまり(歯周病をはじめとする慢性病)がなくなるわけではありません。